地域問題

住む町は健康な街と言えるのか

水戸まさしが市民の問いにお応えします!
地域の困りごとから、政治家問題、防災、医療、福祉と幅広く対応致します。

※ 住む町は健康な街?

市町民

藤沢は2010年10月に「健康都市宣言」をしました。寒川町も「健康づくり課」を設置して、地域住民の健康増進に取り組んでおります。果たして、本当に健康な街づくりが進んでいると言えるのでしょうか?

水戸
まさし

健康であるか否かの基準はまちまちで明確な基準がありませんが、例えば要介護認定率という指標があります。これは65歳以上のお年寄りを対象に、分母に全体の数、分子に要介護・支援の認定を受けた数で表されます。藤沢市の要介護認定率は20%と、県全体の平均値よりも1.3ポイント高いのが現状です。介護のお世話になる高齢者が多いということは、すなわち健康という概念と反することになりますので、健康都市を標榜するならば、この数値を下げる政策メニューを作り、一定の財政支援をしていくべきです。

市町民

要介護認定率の話が出ておりますが、実際にこの数値について取り組んでいる他市の事例があるのでしょうか?

水戸
まさし

例えば埼玉県和光市、このエリアは2010年の時点で藤沢市と同じくらいの認定率でありました。新たな市長を迎えて、何とか認定率を下げる取り組みを展開しました。その結果、いまでは10%そこそこの認定率で推移しております。それでは当市は何を実践してきたのでしょうか。申すまでもなく、健康の体を維持するか否かは個々の関心度や取り組み度によりますので、先ずは65歳以上の高齢者それぞれの聞き取り調査を実施しながら、その結果について専門家を交えた会議を重ねて、当人にフィードバックさせることに力点を置きました。健康な体を維持してもらうための働きかけや環境整備も同時に進めました。確かに小回りが利く自治体ならではの施策かもしれませんが、人口規模問わず、和光市に見習うべき点は多々あると思われます。

水戸問答集!

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